馬の調教2012/05/24 14:25

私が習っている柏乗馬クラブの先生は、皇室の教官でもあった。
私達は「大先生」(おうせんせい)と呼ぶ。
もう一人、女性だが馬術大会に出場の度、優勝を独占する程の優秀な教官がいる。

調教は、大先生とこの女性教官の二人で行われるが、
覚えるまで、激しくムチを使い、時には頭も思い切り殴る。
それは戦いとも言える程凄まじい光景である。
訳の解らぬ馬は、時々二本足で立ち上がる程。

昔行ってた三郷の馬場の教官も良く言ってた
「言う事聞かねえと肉屋に売るぞ!」って。

それは、馬術を学ぶ人が安全に乗るためには必用な事。
人を乗せるまでに育つには、毎日調教しても3年(1000日)以上はかかるという。
長い道のりであるが、それが”愛”である。。

何事も1000回レッスンしたら、まともに?
週1回として、年50回で、約20年。。。
指導者の言葉は、小言か、叱咤か、愛か、取り方はその人次第。。

音楽をする人にとってアマ、プロを問わず忘れてはならないのは、
お客様は、大切な時間と費用を支払ってご来場頂けるのだから、
謙虚に、感謝を持って、全力で事に当たるべきだ!と。。。